opemama日記

旅行や美味しいもの好きな2児の母です(◍•ᴗ•◍)元オペ看❁不妊治療、甲状腺がん、育児、それからヘルスケアなど雑多に綴ります。( *´꒳`* )

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疲れやすかったのは橋本病が原因だった⁉元気がなくなる甲状腺の病気とは

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こんにちは、オペママです。

 

最近寒くなってきましたが、私は早速風邪をひき、声がかすれています。

甲状腺の手術をしてから、なんだか喉から風邪をひくことが多くなったように感じます。

 

そんなオペママですが、先日風邪のため内科を受診した際に一緒に甲状腺のことも伝えたら、

 

あー、左半分は癌でとったのね。残りの右側も橋本病だよねーこれ。

 

と、さらりと告げられました。

 

え?橋本病?初めて聞いたよ?

 

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私は何も知らなかったのですが、半分残った右側の甲状腺も「橋本病」だったのです。

先生曰く

「多分、これずいぶん前からだと思うよ。エコーで見ると少しゴツゴツ腫れてるし、この所見は橋本病でしょう。一応、橋本病の検査、してく?」

ということなので、追加で検査をしてもらいました。

 

そんな今回は、橋本病のお話です。

 



 

橋本病とは?

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まず橋本病とは甲状腺に炎症が起きている疾患のことで、慢性的に炎症が起きていることから「慢性甲状腺炎」ともよばれます。

これは何らかの原因で身体の防衛機構が自分の正常な甲状腺を「異物」だとみなしてしまい、「異物(この場合甲状腺)をやっつけろ!」と指令を出します。その指令によりリンパ球や白血球などが甲状腺を攻撃し、甲状腺は炎症を起こしてしまうのです

このように橋本病は自己免疫の異常が原因でおこるため、自己免疫疾患の一つとされていますが、自己免疫疾患はどのような機序で起こるのかはまだ解明されていないようです。

 

橋本病の症状

自己免疫の以上によって甲状腺に炎症が起こる橋本病ですが、慢性的に炎症を起こすことで次第に甲状腺の機能が低下することがあるようです。

そもそも甲状腺とはいったい何者?甲状腺のはたらきやよく見られる病気につい - opemama日記】でも記述しているのですが、甲状腺新陳代謝を活発にしたり代謝を促してエネルギー生産を行う、「生命の源」ともいえる臓器です。その甲状腺の機能が低下すると、要は元気がなくなってしまうわけです。

具体的には

  • 疲れやすい
  • 体温低下、身体が冷えやすい
  • 食事量は変わらないのに体重がどんどん増える
  • 徐脈(脈拍数が60回/分以下)
  • 集中力や意欲の低下
  • 身体がむくみやすくなる
  • (女性の方は)月経異常

などがあげられます。

ただし、橋本病の方は必ずしも甲状腺の機能が低下するわけではなく、橋本病に罹患している人のうち、甲状腺機能低下の症状がある人は全体の30%程度と言われており、そのうち20%の方は軽症のようです。つまり、橋本病にかかっていても70%の人はほとんど症状がないんですね。

 

私も癌の手術を受ける前から

「なんだか前に比べて疲れやすいな~~…年を取ったのかな…」

と思っていました。

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でももしかしたらこれは橋本病の症状の一つだったのかもしれません。確かに今思えば、仕事から帰るなりベッドに直行し、早いときは夕食も食べずに夕方18:00くらいから朝の7:00まで爆睡…ということも、しばしばありました。そして休日はお昼過ぎまで寝ていましたね。夜勤も月に3回くらいあったのですが、生活リズムもだいぶ乱れていたと思います。

なんだか疲れてますね~。看護師のころの私、お疲れ様。

 

橋本病の検査は?

検査はエコーと血液検査が行われます

エコー

エコーで橋本病の甲状腺を見ると、全体的に腫れていることがおおく見られます。またバセドウ病などとは違って、ゴツゴツしているのが特徴です。

 

血液検査

血中の、甲状腺ホルモン(FT4・FT3)と、脳から甲状腺に「甲状腺ホルモンを出してね~」と指令を出す、甲状腺刺激ホルモン(TSH)の値を調べます。

甲状腺機能が低下していると、FT4やFT3の値は低くなり、逆にTSHの値は高くなることがありますが、おおむね正常範囲であることが多いようです。

 

また、甲状腺ペルオキシターゼ抗体(抗TPO抗体)、、抗サイログロブリン抗体(抗Tg抗体)という抗体値も調べます。甲状腺からはこの「甲状腺ペルオキシターゼ」や「サイログロブリン」という物質が分泌されます。

橋本病ではこれらの物質を「異物」とみなして攻撃してしまうため、これらに対する抗体値が基準値よりも高くなることがあります

 

私の場合はFT4やFT3といった甲状腺ホルモンや、甲状腺刺激ホルモンの値は正常範囲内でした。ですが、抗サイログロブリン抗体値が異常な高値となっていました。


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つまり、甲状腺から分泌されるサイログロブリンをやっつけようとしていたんですね。もー、しっかりしてよ、私の自己免疫たち。

 

そんなわけで、私の残った右半分の甲状腺は橋本病と認定されたのでした。

 

治療方法は?

治療は症状がある場合にのみ行われます。前述のように、橋本病で甲状腺機能低下がみられるのは全体の30%なので、症状のない70%の方は経過観察ということになります。

 

内服治療

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症状がある場合は、その程度に応じてほとんどが薬物療法での治療となります。甲状腺の機能が低下しているということは、甲状腺から分泌されるホルモンがうまく分泌されなくなってしまいます。そのためホルモンを補充するために甲状腺ホルモン(チラージンS®)を内服します。

はじめは少量から開始して、定期的に通院・採血にてホルモンの値をみながら、内服する量を決定します。ホルモンの値が安定するまでは1か月ごとに通い始め、落ち着いてきたら3か月ごとくらいになることが多いようです。薬によっても異なりますが、病院からの薬剤は長くても90日のようです。そのため内服治療の場合は大体3か月おきに通院し、薬を処方してもらう必要があるようですね。

 

手術

甲状腺が大きくなりすぎて、気道圧迫による呼吸困難の症状や、声帯や食道の圧迫による嚥下困難など、日常生活に支障が出るような場合は、腫大した甲状腺を取り除く手術が行われる場合もあります。

 

まとめ

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今回私は甲状腺に疾患があったため、それを伝えたからこそ偶然発見された橋本病でした。それまでは正直、疲れやすいのも冷え性なのも、年齢を重ねたせい、とか、体質なのかな、とおもっていました。実際私は橋本病の治療のためではなく、甲状腺癌術後フォローのため1年半ほどチラーヂンでの薬物療法を行っていますが、確かにいろいろと変化はありました。まず「、疲れにくくなった」!これが一番ですね。また私は夏でも冬でもお構いなしの末端冷え性だったんですが、冬な今現在も全然冷えません。また、それまでは少し食べすぎたり、ちょっとお菓子をつまんだだけ、でもすぐ体重がどん!と増えることもしばしばあったのですが、そんな顕著な体重増加も見られなくなりました

実は…今チラーヂン内服治療開始前に甲状腺ホルモンの検査をした結果を見つけたのですが、甲状腺ホルモンの値が正常値よりすこーしだけ低値になっていました。これは妊婦健診の時の採血結果ですね。当時はあまり気に留めていなかったのですが、やっぱり前から橋本病だったのかもしれません。こういう些細な異常を見逃してはいけませんね。反省です。

以前と比べて格段に疲れやすくなったり、甲状腺機能の数値に異常がみられる場合は、もしかしたら甲状腺機能に問題が起こっているのかもしれません。どんな疾患でも早期発見・早期治療が大切ですね。治療によって、改善される問題などもあるかもしれません。私も、これからもきちんと薬を飲んで、健康に過ごしたいと思います。

 

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